どーも!
お尻がランブータン、北川です。
僕のお尻がどうしてランブータンになってしまったか、詳細は次回の記事もしくは僕にメールしてくれると画像つきで説明するゾ!
さて、前回の富士山の続き。
富士山を下山し、風呂に浸かり大量にカロリーを回復した後日、我々は
富士風穴に入洞することに。
天然記念物と碑にあるように、入洞には山科県の許可がいる。よい子のみんなは注意しよう。
それにしても上回生、しかもヘッドライトを失ったヤツにバンド無しヘルメットを渡すとは見上げた後輩たちである。自転車用のライトを口に咥えてヘルメットを片手で抑える情けない僕の姿はさぞ愉快だったのだろう。氏ね。
記事としてケイビングに加えていいのかわからないけれど、続きを読むをクリックだ!
ケイビングに加えていいのか悩んだ理由に、この洞窟の成り立ちに関わってくる。
我々が普段入る洞窟は石灰質の地形に溜まった水が何らかの形で排出され、ポカンと空洞になった部分のことを指す。
が、この富士風穴は富士山の噴火の際に溶岩が噴出した穴なのだ、同じ洞窟というカテゴリーでも質は全然違う。
画像ではわかりにくいが、いつもの洞窟とは壁の鉱石の質が違う。溶岩が冷え固まったであろうドロッとした見た目の岩が多い。
上の画像を見てくれても分かる通り、地面は凍っている。
洞窟の入口からすこし進むと先は全て氷の地面、しかも奥へ行くに従って斜面になっていき、つるつると滑って洞窟の奥深くまで止まらない。
スーパーマリ◯オ64で見たような光景である。レースしてくれる母ペンギンはいない。
気をつけないと、こうやって滑っていく先で部員が「いたた…」とケツをさすっているのでボーリング大会のようになる。
部員が部員にぶつかり、恨みあい、殴りあう。素晴らしいね。
洞窟三原則は「走らない、飛ばない、持ち出さない持ち込まない」なので「滑らない、殴らない」は無い。
死なない範囲ならオーケーだ!
N原は自分の肉体(脂肪)を信じて素肌にツナギだけで入洞している。地面に倒れると氷の刺すような冷たさに襲われる。ホモ以外は帰ってくれないか!
こうやって滑って行くとその先には
こんな綺麗な氷筍(滴ってきた水滴が何年もかけてたけのこのように地面から生えるように凍っているもの)
が・・・・
なかった!!!
氷筍郡はバッキバキに折られ、見るも無残な姿に。
最近富士登山がブームになったりしているので富士風穴への観光客も多いのだろうか。
それにしてもひどい。
最初の画像はちょうど去年僕が富士風穴で撮影した氷筍だが、こんな綺麗なものは一つとして残っていない。
洞窟の最奥の方は入っていくのが普通の人にしたら面倒なので、破壊も進んでいないのではないかと思い確認しにいく。
お腹や背中が氷水で濡れる。ちべたい…
なんかキモイ氷は残っている。コレはコレで幻想的ではあるが求めているのはもうちょっとストレートに綺麗なやつだ。
氷柱も折られている。最奥にも状態のいい氷筍や氷柱は残っているものが少なくなっている。
ものすごく寒い。
1回生には綺麗な富士風穴が見せられなくて残念だった。
洞内環境を破壊してはならない、という当たり前に思えるマナーが守られていないことに憤りを感じながら出洞。
洞窟周辺と樹海の気温差が激しいので、ある境を超えると一気にカメラのレンズやメガネが曇る。
毎年恒例の曇りメガネ隊を結成しておく。
お疲れ様でした。
おまけ
富士風穴は樹海の中にある。
車を樹海を抜ける道に駐車し、樹海へ向かってずんずん歩いて行く事になるのだ。
いざ!出発!!
樹「海」だからね。海水浴セットは忘れない。
茶番もソコソコに本当に樹海へ。樹海は運が良ければ自殺者(だった物)と遭遇することもあるので気を引き締める。
しばらく歩く。洞窟までは10分ぐらいかな。
ん!?
あそこに何かイるぞ!?
アーーーーーッ!!!!!!
アーーーーーッ!!!!!
ア゛ァーーーーーーー♂
お疲れ様でした。
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