ディスクブレーキのパッドが摩耗しきってしまって、神山から降りるときに死にそうな思いをしたのでさっさと交換しよう。
OPUS Sekhmet変速系はTiagraコンポでブレーキはカンチブレーキユーザー殺しで有名なTektroのメカニカルディスクブレーキLyraを装備しているシクロクロス車に乗っています。
フレームはアルミで、シートポストだけ無駄にカーボン。キャリアはTIOGAのディスク車用のものを使用している。
~用語解説~自転車初心者のためにザックリ解説、ほんっと、やさしいなぁ。
- シクロクロス:自転車の種類の分類。スポーツ車でいうと以下のようなものがある
ロードバイク(サラマンダーより早い。舗装道では最速だが乗り心地は…)
マウンテンバイク(どこでも行ける重戦車。山得意、舗装坂苦手。足とお尻にやさしい。)
クロスバイク(ロードとマウンテンの愛の子。街乗り最適。姿勢が楽。)
シクロクロス(さらにクロスとロードの間ぐらい。オフロードも走れるロードバイクなので姿勢はキツ目)
ランドナー(ツーリング最強。タイヤが小さいのが多く、重心が低くて安定性も高い。)
スポルティーフ(ランドナーとロードの間みたいな。ランドナーの競技用。)
- Tiagra:SHIMANOという自転車パーツメーカーが販売するロード系バイク用のパーツシリーズの中級グレードの名称。SHIMANOは釣りのリールなどでも有名で、歯車に関してはプロフェッショナル。日本の星。シリーズ最高級はUltegra。最低級であり絶対正義の2300シリーズ(現行はクラリス)。高級なものほど変速がたくさんついて、軽くて、変速の精度も高いのでバチッと変速が決まる。
- カンチブレーキ:ブレーキの種類。制動力の強い順に
油圧ディスク(マウンテンバイクに使われている、重い。ほぼ車、バイク等のブレーキシステムと同じ)
メカニカルディスク(油圧じゃなくてワイヤーで引く。ロード用の変速機能付きブレーキレバーでも対応しているので、ロードバイクやシクロクロスバイクでも使用できる。)
Vブレーキ(マウンテンバイク等でメインに使われている。重くもないし制動力も爆裂。コンパクトバージョンもあり、バランスは最強かも)
キャリパーブレーキ(ロードバイクはほとんどこれ。軽いけれどもあまり太いタイヤに対応していない)
カンチブレーキ(もっとも古いシステム。ランドナーやツーリング車に多く付いていて、手入れや調整が楽。泥づまりにも強い。)
- フレーム材質:自転車の性質はフレームによって大きく左右される。自転車選びで最も重要といえるかもしれない。フレームの丈夫さと軽さとはトレードオフの関係で、軽いほどチャリラーは喜ぶ。が、値段もそれに応じて天井なしに高くなる。数グラム軽いというだけで○×万円とか、正気の沙汰ではない。軽いといわれる順に紹介
カーボン(炭素繊維、つまり鉛筆の芯で自転車を作るとこうなる。爆軽でよくしなる。が、衝撃には弱くすぐに割れる。完全にレース用)
アルミ(割と軽い。硬い。しなりは少なく、路面の衝撃をモロに受けやすいので長距離チャリラー殺しだが、逆に漕ぐ力を地面に伝えやすいともいえる。)
クロモリ(平たく言うと鉄。重い。よくしなり、硬い。フレームが曲がろうが自力で曲げ直せるし、割れたら溶接で何とかなるときもある。最強。)
- キャリア:荷台。長距離ツーリング時はキャリア専用のカバンであるパニアバッグを搭載するために必須。見た目が悪くなるという人もいるが、重装備こそ美であり、泥除け代わりにもなるしまな板にもなるし、機能美としても素晴らしい!!!!!
ディスクブレーキはほかのブレーキ法と違って、ホイールをパッドで挟んで止める、という原始的なことはしない。
タイヤについた金属の円盤を、金属のパッドでギャッと挟んで止めるのだ!
金属製なのであまり擦り減らないので、これが初めての交換だ。
ということで早速ブレーキパッドを交換。
赤いところがパッド。 まんぐり返してタイヤを取り、ワイヤーを緩める。パッドの固定を外して取るだけ。簡単! BBB製はくそ高い。まぁすぐに手に入ったらよしとする。ありがとうQbeiSportsさん。ネットなら安いぞ
テクトロ(TEKTRO)DISK PADS ディスクパッド【ディスクパッド】 もうほとんど擦り切れてしまっている。2,3000キロは走ったと思う。あとは逆の手順で取り付けるだけ。
カンチよりも簡単だし、ぜひともみんなディスクブレーキ搭載車を買おう、な。
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